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米国自治領サイパンの遺構(その2)

 ここはサイパン島の隣の島のマニャガハ島です。

 ここには旧日本軍が設置した大砲や砲台が撤去されずにそのまま保存されています。

 サイパン島から船で渡ってマニャガハ島の桟橋に降り立つと、この大砲がすぐ見えてきます。如何にも大砲らしい大砲です。


 上の大砲を後ろから見た様子です。そばに何か残骸がありました。


 近寄ってみますと大砲に何か書いてありました。


 呉四拾号(III) 呉海軍工廠 四拾口径 ?弐拾六吋砲 明治参拾五年 製参百参拾八號 重量六六九○瓩


 上の大砲のすぐ近くに砲台付きの大砲がもう一つありました。


 半分壊れているコンクリート製の掩蓋の部分に上ってみました。


 海岸には何か船か潜水艦の残骸のような物が放置してありました。こんな綺麗な楽園みたいなところで戦争をやっていたとは信じられません。


 何かの施設の残骸と思われます。向こうの海の中にも錆びた金属製の残骸が見えます。


 上の残骸のすぐ近くにあった遺構です。防空壕なのでしょうか。


 入り口に近寄りました。


 中はゴミだらけです。


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制作 2001年5月19日